2013年4月17日水曜日

ゲームマーケットまでもう2週間.その頃イリクンデは・・・

入稿!そして入稿!

周りをみていると,箱詰め完了!とか,予約締切!なんてことを耳にしたり,焦りがないわけではないんですが.

そんな中でイリクンデもいくつかの作品の入稿を終えました.

というわけでアートワークだけパパッと紹介します.

『さいしょはストーン!』

仁義なき獲物集めバトル!

3~4人/30min~/原始時代ワーカプレイスメント&アクティブジャンケン

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『この世は金と運』

仁義なきお金集めバトル!

3~5人/5min~/世の中を考える運ゲー/500円ゲームズ

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1000_ura5000_ura

『すてきな花園』

仁義なき虫集めバトル!

2~4人/10min~

すてきな花子

『ヴンダーカンマー』

仁義なきアイテム集めバトル!

2~4人/30min~/デッキ構築ライクゲーム

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『Frog Step Jump』

仁義なきオタマ争奪バトル!

2~4人/15min~/バッティング&ギャンブル/500円ゲームズ

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『ヤドカシ』

仁義なきヤドカリ集客バトル!

3~4人/30min~/ヤドカシシミュレーション/理系男子におススメ!

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『かぎやよへえ黄』(テスト用カード)

3~4人/10min~/打ち上げ花火トリックテイキング/極少量配布

yoheki

 

など.(まとめ飽きた訳じゃないデスヨ -3-)~

「アノゲームってもう無いの?」

以前どこかで見かけたアノゲームってもう無いの?

と思ったらひとまずお問い合わせ下さい!たいていアリマス!

その際はイリクンデのメールアドレス(公式webの方に記載)か,yioのTwitter(@sounio120)までお願いします.

一部の作品は完全受注生産フェイズに移行したとか,そうでないとか.

そんな風に,ちょっとやそっとの手作業が必要だったりするものもあるので,前もって確認いただけると非常に助かります.

他にも新作があるとかないとか...

なにぶんマイペースなサークルですので,急に新作を発表したり,持ち込んだりということががあります.可能性の問題として.

すでに3つ初出展があるからといって最後まで,当日まで油断させないサークルでありたいです.

 

それではまた次週~?

2013年4月7日日曜日

ゲームマーケットまで3週間.その頃イリクンデは・・・

出展者証も届いていよいよその時が近づいてきたことを実感しています.チケット

例年通りまだ確実なことを言える段階ではないのですが,いくつかあるのでご報告します.

第2回500円ゲームズへの参加

Frog Step Jump

2~4人/15min~/バッティング&ギャンブル

作:yio / Yirli'kumde

みんな大好き蛙ゲー.バッティング×ギャンブルで盛り上がらなかったら嘘!

個別ページでルールも公開しています!

fsj_pack_500fsj001

 

『この世は金と運』

3~5人/10min~/運を考えるゲーム

作:yio / 協力:Yirli'kumde

集めるのは白い金か黒い金か.全ては周りの動き次第・・・.

ちょっと大人向けです.

imageゲームサマリー

 

鋭意製作中!

『さいしょはストーン!』

3~4人/30min~/原始時代ワーカープレイスメント&アクティブジャンケン

作:yio / Yirli'kumde

原始時代を舞台に森や草原,川で獲物を追います.原始時代×ワーカープレイスメントといえば「Stone Age」ですが,アクティブジャンケンという仕掛けによって全く違った遊びが楽しめます!・・・まぁベースから違うんですけどね!

 

新作テストモニター募集!

我々の処女作『かぎやよへえ』のリニューアル計画が持ち上がっています(発表時期は未定です).

リニューアル内容は,一部ルール改定と,新カード追加,新ルール付属といった感じです.

それにあたり,今回のGMブースにて,追加新カード(※),新ルールを極少部数配布をしようと考えています.

もし,現行版をお持ちの方の中で,興味のある方がいらっしゃいましたら,お声をおかけください.先着順でお渡しします.

名目としてはモニターですので,持ち帰って実際に遊んでみてどうだったか教えてもらえると嬉しいです.ただ,感想を強制することはありません.

yoheki

 

ではまた来週~?

 

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(※)新カードといってもエラーカードの表にシールを貼ったものです.現行版に混ぜて問題なく遊ぶことができます.約20枚.

2013年3月26日火曜日

Vorpalsに学ぶ2つの“連鎖”の重要性

Vorpalsには2つの“連鎖”がある.

経年と戦争である.

経年はユニットを1ラウンド先にだけ存在させる.これは縦の連鎖といえる.

戦争は1つ隣りのプレイヤーとだけ競わせる.これは横の連鎖といえる.

DSC_0021

 

連鎖というのは,ある事柄の影響が1つ隣りに伝わり,その影響がまた次に伝わることである.

ここで大事なのは,ある事柄は元々1つ隣りへの影響しか既定されていない,にもかかわらず,あたかも全ての元凶のようになっていることである.

 

横の連鎖は,いわゆるインタラクション性(*)に関わる.

アイツがああしたから,自分がこうなった.アイツをこうしたいから,自分はこうする.このようにして,戦術(*)が生まれる.

戦争において向かいのプレイヤーとは直接争うことはないが,結局はそのプレイヤーを考慮することになる.なぜなら,隣りのプレイヤーはさらに隣りのプレイヤーを考慮しながら自分と争うからである.

 

縦の連鎖は,いわゆる戦略性(*)に関わる.

さっきああしたから,今こうなった.後でこうしたいから,今は我慢してこうする.このように,各時間で生み出される戦術が時間的に結ばれることで戦略(*)が生まれる.

経年はユニットを1ラウンドだけ持続させるため,次のラウンドで選ぶユニットに対して確実に影響を与える.そこで選んだユニットはその次のラウンドの選択に影響を与える.それこそ捨てラウンドにでもしない限り.

 

インタラクション性は,もちろん横の連鎖のみから生まれるわけではない.しかし,ゲームメカニクスを考える上で,2者間(1対1)の関わりだけ考えることに比べ,3者間以上の関わりを考えることは格段に難しい.「三人寄れば文殊の知恵」なのであり,2人以上も他人がいると考慮すべきことが格段に多くなる.

ゲームで遊ぶ以上他人と関わらないのは面白くない.関わりが強すぎてもややこしい.これらの間を上手くとっているのが,必ず全体に波及する連鎖のシステムなのである.

戦略性も同様である.例えば,ユニットの寿命を個別に設定することを考えたとき,どのようにバランスをとればいいのか?途方もない時間をかけてテストを積み重ねること以外になにか良策はあるのだろうか??

 

 

ここからは私の持論.

ゲームは次の性質から成り立っていると考えている.それは,「インタラクション性」,「ランダム性」,そしてそれらが縦方向に繋がって生まれる「戦略性」である.

この性質の内の2つを“連鎖”という形をとって,実際のシステムとして表現,構築したVorpalsは,(一つの手は結局全体に影響するため)全てを読みつくそうというツワモノでも満足できる奥深さを持ちながらも,(とりあえず隣りや次のことだけを考えればいいため)ライトなゲーマーでも十分に楽しむことができる,素晴らしい作品であるだけでなく,ゲーム制作のお手本とすべくゲームだと思います.

 

というわけで,「Vorpals」として表現された内容の良さというよりも,骨格の造りの良さを褒めたく,さらには「みんな真似するべき!」という思いからこういった形のレビューを書きました.

内容はありきたりな気もするので,どこかで同じようなことが書かれているかもしれません.あしからず.あと,この話題のためにボードゲーム全体を俯瞰してVorpalsを選んだのではなく,Vorpalsを考えていたら話題になっただけですので,全く同じことが言えるゲームが他にもあるかと思います.

 

最後に,誰もがご存じ

様のレビュー記事では,きめ細かな説明(写真付き!)とレビュー(プレイ記付き!)に加えて最後に,「運」「思考性」「パーティ」「ソロプレイ」というグラフが載せられているのですが,これが丁度私のいう3つの性質と非常に関係が深いと感じており,個人的に最も参考になるボドゲレビューの1つであると確信させてくれます.

 

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(*)に関して,申し訳ないですがここでは定義はしません.

2013年3月18日月曜日

第3回「イリクンデパーティ」レポート

参加された皆様,お疲れ様でした.ありがとうございました!

第3回「イリクンデパーティ」の簡単なレポートをお届けします.

イリパ

今回遊んだのは今ホットな日本ボードゲーム大賞2012受賞作諸々,自作ゲーム,ソロゲー,あと何か(国内外産問わず)という感じでした.

ボードゲーム大賞2012受賞(6位)作1つ目.ポップな見た目とポップな遊び心地,そしてポップなネーミングがなかなかにマッチしたゲームです.

街コロ街コロ

4人でプレイ.今回自分はお店屋さんプレイをしましたが,たまにドッと湧く程度でいいとこなし.出目も悪かった?し.そんな中,鉱山,チーズ工場(だったはず)を着実に集めていた一人が家具市場[鉱山,チーズ工場の数×3金]で大爆発!時すでに遅し!ダントツでゴールを決められてしまいました.赤系のカードは確かにいやらしいんですが,やはり収入が格段に増える青系(特に鉱山)を集めるのが全うだなーと思いました.前やったときもそうだったんですが; 実際は今回鉱山の目がほとんど出なかったんですが,それを受ける家具工場を設置し自ターン引き当てた引きの強さも天晴れでございました.自分ともう一人は完全に逆,残りの一人はすごい引きが良さそうに見えてたけど・・・.という感じ.拡張セットもあるんですよねえ.内容次第でかなり良くなる資質がありそうなので結構気になっていたりはします.

ボードゲーム大賞2012受賞(2位)作2つ目.4ラウンドという短いゲーム期間に2ラウンドだけを生きるユニットをドラフトして組み合わせて,戦ったりするゲームです.

Vorpals

引き続き4人でプレイ.無自覚に拡張セットViciousも入れてのプレイでした.建物がさらに増えて凄いことに(今見たら4枚だけだったけど.まあ5割増).そんな建物群を頭で処理しきれない私は,なんとなく強い印象のあるワームを筆頭に「肉」っぽいのを集めるプレイ.でしたが,肝心の肉生産が全然されていないという前衛的なプレイング.3ラウンド目に引いたベヒモス,で満を持して肉プレイの大爆発!のはずが,交代用に保持していたワームを出すお金がないという….さて,そんな私は置いておいて,勝ったのは1ラウンド目から後宮(兵力-2などの効果)を取りでいち早く戦線離脱したイリクンデ内きってのコンボプレイヤーであるLightでした.さすがやね!

 

  • Water Lily(GameWorks)

打って変わってとても大きく,とても軽い,“蛙飛び込み滑る音”のゲーム.

どの色の蛙を動かしても良く,他の人が何色かわからないので,ブラフ要素があるんだけど,バレでもそこまで落ち込むことはないし,ゲームもすぐに終わるのでホントに軽い気持ちでできます.

Water Lily

↑ゲームが終わったようです!・・・そして,いざ開票!↓

Water Lily

「赤の勝ち~」「赤誰~?」

・・・みたいなゲームなんですが,実際やってみると開票よりも箱にカエルをゴミのように投げ込むところが一番楽しいゲームなんだと思っています.投げ込むと「スルスル…ッスト」っと空しく響いて,なんとも芭蕉気分に浸らせてくれます.個人的にはかなりオススメ!ただし箱が大きすぎてね・・・そこもいい所なんだけど!結局連続で3プレイ以上回されてました.20分そこそこで遊べる手軽なゲームというリクエストがあったのですが,コレや!!とピンときて持ち込んだのが大正解だったようです.

 

  • デモ・テストプレイ諸々

-乾隆後宮(ショーナンロケッティアズ

皇妃となって大監達を駆使し,皇帝の寵愛を独り占めせんとする2人用のワーカープレイスメントゲームです.ショーナンさんの歴史分野への拘りが見え隠れ(隠れてない)する渾身の一作です.

乾隆後宮

一度だけ見たことがありほんの少し口出しさせてもらったことがあるんですが,今回は見れず.それも含めて今回ショーナンさんとは直接遊べなかったのはとても惜しかったです.詳しい内容は続報を待て

乾隆後宮パッケージ!仕事早っ!

(3.25 上記内容を一部修正しました /yio)

 

-かぎやよへえ 黄(仮)(イリクンデ

ちょっと前から「かぎやよへえ」の続編を企画しています.一つの要点としては既存の「かぎやよへえ」に加えて遊ぶと5人で遊べて,よりエキサイティングになることなのですが,このときちょうど5人プレイができたのでテストをお願いしました.具体的な変更点は,五尺玉,大喝采に匹敵する「たまや~」「かぎや~」カードや,五尺玉と同じ色の大中小玉の追加といった感じです.で,5人プレイでも全く問題なし!です.肝心の新しいルールはまだ未確定です.

DSC00722試しに一緒に箱に入れるとパツンパツン!

-きまぐれ☆予報士(仮)

ショーナン陣営のイニシャルRと言えばあの人!その人のゲームとあって天気予報をする・・・?これは超インテリなゲームに違いない!

「親の人は天気を秘密に見て,服を“干”すか“傘”を差すか選びます.他の人はこのヒントをもとに,服を“干”すか“傘”を差すか選びます」

ブラフだー!そして,メッチャ庶民派だーーーーーー!!!

DSC00723

このブラフゲームに関して私はあえて口を出すまい(したけど)!なぜならショーナン陣営にはブラフの雄・イニシャルGさんがおるから!さらなるブラッシュアップを期待したい!GM春の楽しみが一つ増えた!

 

-究極の運ゲー(プロジェクト名)(yio)

これは敢えてイリクンデのものとしない.私の独断ということにしよう.イリクンデの名誉のために.

今回は「悪魔の儀式(仮)」というタイトルを引っさげてテストに臨んだ.とりあえずのルールは上げていたものの,ぶっつけ本番(お披露目の意味で)で失敗はできないということで,前日夜・・・から当日朝にかけて計算をしにしまくった.唸りを上げながら.ついったーにも呟いた

実際のプレイ風景,反応は完全に想像の範疇のものだった.もらった意見は的を射たものばかりだった.もちろん半分ブーイングともつかないものもあった.これも含めてむしろ想定通りだった.これを今後発表するのか・・・?と迷いつつ,「いける」と判断した,のが当日の晩だった.

一晩あけて改めて考える.そして私は新たな光を見た!

「いける」というのが今の心境だ.

究極の運ゲーサーガ

 

-あーすぱわーカードゲーム(イリクンデ)

気を取り直し,テストプレイはまだまだ続きました.あーすぱわーカードゲームの企画はゲームデザイナー(Light)とアートディレクター(レアナッツ氏)により積極的に進められています.

DSC00728

発売は今夏ということになっています.続報を待て!

テストプレイにおいては初見の2人に「デッキを組んでください」と無茶振りを軽快に飛ばしていたが,なんとかやってもらっていました.それを温かく見守りながら・・・私は一人あぶれていました.Oh...

 

隣りでは話題のドラゴンズストーンで盛り上がっておりました.

Dragon's Stone

 

  • ソロプレイ諸々

というわけでそれを横目にソロゲーをプレイしました.こんな機会がないとなかなかできないしね!まさか!まさかソロゲーに出番が来るとはね!

-Onirim(Z-man)

Onirim

通常ルールの1人プレイをクリア!巡りがとても良かったです.一人で頑張ってる子には優しいオニリムさん!ステキ!たぶんきっとカップルでキャッキャウフフしながらやったらとんでもない引きになる仕様ですよコレ!マジおすすめ!

このシリーズであるエクィリブリオン / Equilibrionの購入も検討.

 

オニリムクリアにご満悦になりながら辺りを見回していると,ムムッ??!!!

バァーーン!バァーーン!

イントリーゲキタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!!!

 

-CITIES(Z-man)

後でやろ♪っと,ウキウキを抑えつつ,素数を数え,もとい,シティを開始!もちろん一人!さあ,早く卓空け!

CITIES

浮足立っていたせいか結構ヒドい街が出来た.

 

  • INTRIGUE(AMIGO)

で,念願かなってイントリーゲやりましたとも!結果的にね.

結果的にのいうのもこれ,確かに超やりたいんだけども,手放しに,無差別に,超やろう!と言えないのがこのゲーム.このゲームは恐ろしくオモシロ!な反面,たぶん嫌いな人もいると思うんですよ.なので結構ためらいました.結局,他のゲーム候補と比べて色んな要因を考慮して,爆弾であろうとやるしかないとの決断に至りました(ショーナンさん所持のゲームなのに,ショーナン陣営の彼が知らなかったというのも一因.なぜやっていなかったのか?).

INTRIGUE

初めてやったときは交渉のエゲツなさばかり印象に残りましたが,その下地にある基本ルールの作りが素晴らしいな!スゲーな!って思いました今回.

結果的に好評だったと思います.この素晴らしいゲームを広められたことを誇りに思います.俺も欲しい!amazon.deよ,取り扱ってくれ!あとマカバナも!

DSC00731

そして勝ちました.2位以下を3万点引き離す12万6000点!

ところで,Intrigueっていうのは陰謀という意味ですが,「せいい」と読みます.言葉なく5000円を差し上げるのももちろん「せいい」です.ちょっと決断しかねるとき欲しいのも全部「せいい」です.

 

  • Merkator(Lookout)

完全に満足して一息.そろそろ良い時間だけど隣りは,今も昔もときめくウヴェ様作のメルカトルをやっていて,まだまだかかりそう.

Merkator

 

  • VEGAS(alea)

というわけで,インストが短いベガスをやっていることにしました.これも日本ボードゲーム大賞2012で5位,さらに,ゆうもあ賞にノミネートされた作品ですね.

VEGAS

で,やり始めて気づいたのが,短いのはインストだけで,プレイはメッチャ長い!とくに5人だったし,後乗せ狙いの人が多かったし,で1回のセリが中々終わらない.公称2-5人,30分とあるけど,5人プレイの場合は明らかに嘘だなーと思いました.6か所を5人で取り合うというのもアレなんで,3人(まあ,4人)ぐらいがベストなんじゃないかなーと思います.5人だったら初めにセッティングする最低額を増やしたりなど,変更してもいいのではと思います.ポイントを獲得しやすくバブリーなほうがベガスっぽいですしね.2ラウンドやって1点も得られなかった人の負け惜しみじゃないですよ??

 

 

さて,今回も大変にボドゲ充できました.しかし新しい顔ぶれがいませんでした(イリパ初の方はいましたけど).イリパでは広く参加者様を募集しております.特におすすめなのが同人ゲームデザイナーの方です.テスト版はもちろん,普及目的でもいいですし,自作ゲームを歓迎します.別卓だったので写真はないですが,この他にいくつか国産同人ゲームが回っていました.「次回は参加してみたい」と言っていただけるととても嬉しいです.

 

では,また次回!よろしくお願いします.

 

私と運命が交錯しなかった別卓の様子はコチラ↓

そういえば一瞬だけあった別のもう一卓の様子はどこにも報告されていない..

2013年3月12日火曜日

第3回「イリクンデパーティ」のお知らせ

~さてさて、第3回イリクンデパーティを開催する運びとなりました。
参加者を募集します。

《要項》==========================

日時
:2013年3月16日(土)13:00-21:00(途中退場OK)

集合場所
:京王線調布駅 北口フレッシュネスバーガー調布パルコ店前(12:30集合 13:00移動開始)
※集合後、会場へ移動します。

遊ぶゲーム
:持参歓迎です。こちらでも持てるぶんだけ持って行きます。
:【持込確定】蟻の国、斬-サムライソード-、アグリコラ:牧場の動物たち、FABFIB、他


参加表明
:なくても結構です。メールかメンバーのtwitterなど、どこかしらで一言いただけると助かります。
http://www.yukinohana.net/~yea の Contact にあるメールアドレスまで連絡して下さい。

★注意事項★
一般には解放されていない施設を利用するため、ふらっと来て参加ということができません!
「途中から行けるよ」という人は、駅に迎えに行きますので、到着時間を予め伝えて頂くか、携帯などの連絡先を教えておいて下さい。

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それでは皆さん、よろしくどうぞー


これまでのイリパ

  • 第2回「イリクンデパーティ」レポート
  • 第1回「イリクンデパーティ」レポート
  • 第0回イリクンデゲーム会レポート
  • 2013年2月17日日曜日

    「川越ゲーム会57」レポート

    川越ゲーム会に参加してきました.

    一言でいえば,“収穫はあった”です.

    • ジャイアントステップ(HABA)

    ジャイアントステップ

    手ぶらでお邪魔したのでキョロキョロしていたところ最初に目にした黄色い箱についつい食いつく.パッケージにはなんだかわからないアルファベットが書いてあるけど,アレは私的気になるゲームベスト3位にランクインしているジャイアントステップに違いない!というわけですかさず持ち主と思しき方に話しかけてみたところ,卓を立てていただきました.インストも丁寧にしていただいて感激でした.

    内容は,得点という名の金貨を集める目的で,盗賊が出るか出ないかのチキンレース式カードドローや,移動に実際の尺(コンパス)を使うというこのゲームのキモであるアクションと,プレイしていてとでもアコギな遊びをしている感覚になりました.ほんわかとしたファンタジーの皮を被ったとんだギャンブルゲーやで!

    これは買い!

    ただ冷静に考えると得点の出現の方法とか終了条件の工夫次第でもそっと面白くなるんじゃないかなーと思ってしまいます.あとマップもかな?

    ボードにアクセントとしてたまに動物が描いてあったりするんですが,これを踏んだらイケナイギミックを入れてやりたいなという話をしてました.もちろん雷雲を入れたルールでもやりたいです.

     

    • アグリコラ(ホビージャパン)

    アグリコラ

    次にどうしようかとキョロキョロしていたら部屋中央で佇むアグリコラの伝道師の君を発見しました.めっちゃやりたそうにしていたので声を掛けてみることに.長時間ゲームということで渋々な面子も取り囲んで卓が立ち,私,アグリコラとの初対面と相成りました.このゲームも実は私的気になるゲームベスト10位にランクインしていた,いつかやらねばなるまいと思っていたゲームなのでありました(さすがに嘘っぽいですけどホントですよ?).

    さてさて,ゲームの前にまずインストが長かったです.が,ここで全てをキッチリ教え込まれたおかげで初回プレイでしたが何も問題なく遊べました.

    で,イキナリ自分の庭を渡されたんですが...これめっちゃテンション上がる!今回は練習の意味も兼ねて小さい発展カードと職業カードがランダムに配られたんですが,ここで私の「これ全部ユニークカードですか?」という問いにイェスの答えが返ってくる...ハハ~~ン,そういうことですか!超がつく個人能力系ゲームなわけですね!?これはテラミスティカもビックリだ!(注:テラミスティカをよく知らずに語ってます)

    で,私はオーソドックスに作物と家畜の路線で行こうと思って進めたわけですが,思った以上に身動きがとれず,どっちつかずな序盤を過ごす内に自分だけ家族の人数が少ない状態になってしまいました.ワーカープレイスメントとしてこれは致命的.というか待ち時間が長く単純にさびしくなったので焦って家族を増やし始めるも,完了したころにはもう終盤に差し掛かろうとしていました.

    終盤は収穫が増えるため,ようやく私の路線が報われ始めてきました.

    しかし,最後は痛恨の勘違い(数ターン後に発覚し計算がすべて崩壊したので待ったもできず).大きな悔いを残しましたが,家畜,作物が案外堅実な得点源となり30 vs 34 vs 38 vs 38と僅差の3位まできていました.ちなみに勘違いがなかったとしてもあと4点は多分無理でしたが...

    これはリベンジ!...半年に1回はやりたい良ゲーでした.

    ユニーク効果付きの発展カードと職業カードはまだまだまだまだあるようで驚きを隠せません.しかも本来はドラフトするとのことで.すげえ.

    アグリコラ 俺の庭俺の庭最終形.

    スカスカで見た目は残念です.

    アグリコラの庭チャンプ1の庭.

    家畜の種類なんでもOK牧場は羨ましかった.

    アグリコラの庭チャンプ2(伝道師の君)の庭.

    木こり(?)能力を活かして6家完成!キレイ.

    こういうの見るとリプレイ欲がまた湧いてきますなー!

    4か月以内にはまたやりたいです.

     

    • ロール・スルー・ジ・エイジズ(ニューゲームズオーダー)

    ロール・スルー・ジ・エイジズ

    小箱にズッシリ,木製コンポーネントが素敵でした.ペグを使ったゲームも初めてでなんとなく新鮮でした.

    これも実は私的気になるゲームベスト4位のゲームなのでありました(いやホントだって!).先日ヘックメックやって落ち着いたダイスゲーやりたい熱もこの実物をみて再燃.卓立ての検討中に颯爽と割り込んでやらせてもらう運びになりました.

    結果的に言えば,我々のプレイングはおそらく間違えだった(と私は思っています)!勝ったのは私でしたが得点は13点とかそんなでした.

    私はといえば,ダイス振りたいばっかりに,序盤食料無視で一気に都市を拡張してダイスをMAX7つに.あとは耐ドクロマーク(災い)の能力をボチボチとっていっていたのですが,時すでに終盤でした.自分に降りかかる最大の災い(ドクロマーク5つ以上)を相手に反射する能力を得てこれからと思ったら,もう最終手番...って,俺なんもやってねえ!

    ちょっと終了条件に問題あるかもしれないけど,このゲームは買いだ!

    災いを全反射して相手にダメージとか,完全なダイスゲーですが相手のターンでもなかなか楽しいゲームです.あぁこれは,ジャイアントステップのときにも感じたギャンブル感.まさにアレと同じだ.

     

    追記:

    http://www.newgamesorder.jp/games/rollthroughtheages

    「ヴァリアントルール:後期青銅器時代」のルールとシートが公開されていました.終了進歩数,進歩のコスト&点数,モニュメントの点数,船など,こちらのほうが断然良くなっている気がします.

     

    • クーハンデルマスター

    クーハンデルマスタークーハンデルマスターanimals

    最後,クーハンデルマスターを6人でやりました.

    カードの得点のスケーリングがすげえ.まずここでした.

    基本点だけで言えば,10点のカードと1000点のカードが同じ次元に存在するという,まずすぐに理解するのは困難なゲームです.

    で,競りゲームというわりに配られた手札(お金カード)には何故か「0」混ざってるし.ルールを聞いて...やべぇ,やべーぞコレ!!

    そして始まる仁義なき競り合戦.あぁ,やっぱりこうなった・・・.

    というところでゲーム会終了の時間となってしまいました.これから終盤,そして本番,このゲームの回答が見られる!というところだったのでとても惜しかったです.

    クーハンデルマスター!オススメです.

    いつかまたクーハンデルに相見えるその日まで・・・.

     

    fin.

     

    おまけ→yioのいま気になるゲームベスト10!①カッラーラ②サンチアゴ(AMIGO)③ジャイアントステップ④ロールスルーエイジズ⑤ソレミーヨ⑥サヴァンドールの鉱山⑦カルカソンヌメイフラワー⑧ダイスサファリ⑨コンテナ⑩アグリコラ

     

    あと生メディナも見れて良かった!

    メディナ

    2013年2月12日火曜日

    最後に勝つのは・・・?

    司会者「最後の問題は今までの得点が倍になります!つまりこれを正解したチームが優勝です!」

    これをボードゲームでやるとどうなのか?

    • 楽しんで勝ちたい派:K介
    • 理論派:S司
    • 中立派:C太

    ...

    S司「これまでの苦労はなんだったんだクソゲーだ.」

    K太「最後まで希望があるのか.燃えるぜ!」

    C太「とりあえずやってみようよ,続き」

    ...

    K介「逆転勝利~!正義は勝つ!」

    S司「はいはいクソゲー.」

    C太「ならS司はどうしたらいいと思うの?」

    S司「こんなルール廃止しろ.」

    K介「これだからお勉強のできるやつは!最後にバァーンと盛り上がった方が楽しいぜ!!」

    C太「まあまあ.K介の勝ちだけど,S司のほうが大体勝ちなんだかいいんじゃないの?」

    S司「まあそれもうかも知r」

    K介「勝ちは勝ちだぜ!」

    S司「・・・!」

    C太「(あ,めんどくさい展開だ)よ,よし.じゃあ最初からわかってたならどう?」

    S司「・・・いいだろう.4倍の差をつけて勝ってやる.」

    ...

    K介「逆転勝利~!正義は勝つ!」

    S司「・・・・・・(自力で2倍差をつけるのとか無理ゲーだった)」

    C太「(あ,めんどくさい展開だ)これは根本的な解決にならなかったみたいね」

    S司「クソゲーだ.これならジャンケンで十分.」

    K介「じゃんけんで勝ってもつまんねーよ!」

    S司「君はどうせ最後の運だけで勝ってるじゃないか.」

    K介「なにを~!最後のこそ俺の実力だぜ!それまで力を溜めているのさ!」

    S司「そんなオカルトありえない!」

    ...

    C太「・・・確かにこのルールは運によるところが多きすぎるね.最後まで希望を持ちたいK介の気持ちもわかるけど.そうだな,最後まで点数を明かさないようにするのはどう?もちろん最後の2倍は廃止して.」

    K介「ん~なんか燃えねえよな~,それ.やっぱ過程が見えてないとな!」

    S司「そもそも,それだと僕の相手はいなくなるようだけど.」

    K介「んだとぉ~!!とにかく却下だ!俺が勝つけどな!」

    S司「ま,そういうことにしておこう.」

    C太「じゃあ,こうしよう.はじめは小さい点数を争う.ゲームが進につれて徐々に大きい点数を争っていくんだ.そしてここにちょうどそんなゲームがあるよ」

    ***「△▽ゲ~ム~!(パンパカパーン)」

    K介「なんだそれ!?ゼツボー的に面白そうじゃねーか!!」

    S司「受けて立とう.」

    ...

    K介「逆転勝利~!正義は勝つ!」

    C太「(あ,めんどくさい展開だ)・・・どうだったかな?」

    S司「クソゲーだ.戦略性が全くない.」

    K介「負け惜しみかよぉ!だからお前もあのときスポーツ選手にしとけば良かったじゃないか!」

     

    ???「これ これ ケンカするでない」

     

    K介「誰だこのじーさん?!」S司「あなたは・・・?」C太「・・・!?」

    ???「ワシか? ワシはな 通りすがりのドイツゲーム仙n」

    C太「おじいちゃん!」

    Y爺「ウォッホン! げふ げふ」

    K介「大丈夫かよ?じーさん?!」

    C太「おじいちゃん.いま・・・」

    Y爺「まあまあ C太たちの話が ちと聞こえてきてな 明日 明日 また同じ時間にここへ来てくれんかの? 本物のゲームをみせてやるからの」

    ...

    Y爺「みな 揃ったようじゃな こっちじゃこっちじゃ」

    一同「・・・・・・!?」

    Y爺「その中から どれでも好きなのを選んで 遊ぶといいじゃろ」

    K介「どれでも,ってこれ全部か?どれが面白いやつなんだよ?!」

    Y爺「全部 面白いぞ?」

    S司「これが全部面白いって?そんなバカなことg」

    Y爺「あるぞ 世界にはこれの数十 数百倍 面白いゲームで溢れておる」

    C太「こんなにどうやって集めたの?いつから?」

    Y爺「これはな C太が生まれるずっと前からじゃな」

    Y爺「そして お前の名の由来になったのもあるぞ」

    C太「え?」

    K介「あ!」

    Y爺「そう! これ カタ〇の開拓者じゃ!(パンパカパーン!)」

    S司「それでC太か.独創的な名前だとは思っていたが.」

    C太「え?え?えーーーー!!!!??」

    K介「とにかくやろうぜ!カタ〇の開拓者!」

    ...

    K介「っくぅ!負けたぜ!でもいい勝負だったな!!」

    S司「そうだな.君の実力も見直さなければならないかな.」

    C太「(ホッ)ん~!面白かったねえ!(僕の名誉も守られたし!)」

    K介「面白かったぜ!じーさん!」

    S司「・・・面白かったです.」

    C太「・・・・・・」

    K介,S司「C太??」

    C太「実はおじいちゃんは去年・・・」

    ...

    ...

    ~エピローグ~

    K介は全ボードゲームチャンピオンへの道を歩み始めた

    『世ボ大U12』で優勝,ほか

    S司はボードゲームデザインの研究を始めた

    『ド年ボ大賞Ex部門』で3位,ほか

    C太はY爺の意志を受け継ぎボードゲームコレクターの修行をしている

    『貯金額』 10861円

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