2013年8月2日金曜日

第1回 東京ボードゲームフリーマーケット参戦

第1回 東京ボードゲームフリーマーケット公式サイト

ショーナンさんと愉快な仲間たち

参加しました.「ショーナンさんと愉快な仲間たち」という名の合同ブースで.合同っぽいけどイリクンデ入ってるのかどうかわかんないよね?どうしちゃってん?

それはさておき,順を追って振り返ってみましょうか.

  • 5月初旬(?) 開催告知

たしかツイッターだったかに,開催の告知が流れてくる.

この時は単にボードゲームのフリマということで,楽しみだった.

 

  • 某月某日 概要を確認

これは上と同じタイミングだったかは覚えていないが,

>内容:中古ゲームの販売、試遊、インディーズゲームの頒布、企画展示等

というのを確認する.

「インディーズゲームの頒布」も中古ゲームとならんで書いてあったので,出展も視野に入れました.ただ,フリマだし,あんまり大々的には出にくいなと思いました.(主催様を見るに,同人サークルの面々の名前がびっしりだったので,そういうイベントなのかな?ともやもやと感じていました)

ボヤっとどこかと合同で出せないかなと考えていました.

 

  • 5月末 合同出展の話

たぶん,5月のイリパだったかでショーナンさんと合同で出さないかという話をした.

「フリマ」に同人頒布のためにブース出すってどうなの?と思っていたところに,ショーナンさんも出るというので,合同出展の話をしました.たぶんこっちから持ちかけたと思う.

この時,次回GMの作品だとばかり思っていたウサギのカレーが完成&出展確定していたのには驚きました.驚異のショーナンメソッド.

 

  • 5月末 合同申し込み

その後,スペース残り僅かのアナウンスを受けて申し込み.

まさか!そんなに早く埋まるなんて!と思いました.急いで申し込みをお願いする.「なんかいい感じのブース名で」といったら,ああなった.

 

  • 6月2日 エノシマにて秘密会議

別件で行くついでに,HJのガレージセールに寄るついで(???)に江の島へ遠征.秘密会議という名のゲーム三昧.

この行きの電車の中で「ウサギのソムリエ」をテーマから出して,仮のコンポーネントを作ったのでした.そりゃまぁ2時間もあればね...

合同で出すなら1本それっぽいのを作りたいなーと思っていたんですが,結局共作ではなくまりました.

 

  • 6月某日 出展サークル発表

多分このくらいの時期.

多くの人が思ったように,「同人サークルばっかだなw」と私も思いました.まぁ,予想通りと言えば予想通りで,これならウチも単独で取っても良かったかなーとも思いました.この時は.(結果的には合同が正解だった)

 

  • 6月下旬 テレキネシスゲームズ電撃参戦

ツイッターで「ウサギのチーズ!」と呟いていたタカダ博士を合同に誘う.

予ねてより関わりたいと思っていたテレキネシスゲームズさんを強引に引き込みました.いいじゃん!ウサチー!いけるじゃん!一緒に出そうじゃん!

 

  • 7月15日 イリパ5にてウサギ合わせ

フリマ開催2週間後に迫り,イリパにてウサギのゲーム3作が一堂に会する.

    一緒のブースで売るものを知らないのはマズくないかな?と思い,急きょ3サークルを招集することにしました.ここだけの話,イリパとして集まるつもりはなかったんですが,ショーナンさんに声かけた時点でそうなっていたのでした(笑)

     

    • 7月28日朝 フリマ当日
    • 前日の苦労話(前々日の時点で何も売り物が出来ていなかったとか)はさておき,開催日となりました.

    我々は川崎に9時に集合だったので,7時過ぎに出発.川崎の駅にて三度3サークルが一堂に会したのでした.相変わらずブース内で準備を進めながら,コンポーネントを詰めていたんですが,数が少なかったので開場には食い込むことなく終えて・・・窓から見える中庭に・・・人が・・・?と思ったら会場には物凄い「入場待機列」がありました(中庭にはそれにあぶれた人の列).

    「待機列形成禁止」と銘打ってこそこれですから,そうでなかった場合どうなっていたんでしょうか.なんにしても,正直に守った人が完全に出遅れて,そうでない人が安くて美味しい中古ゲームが手に入れられる.なんということでしょうか・・・.

    悪いと思いつつも,開場前に各ブースを軽く下見しました.ただし,この程度では「掘り出し物」を見つけるには至らず,「前から欲しかった物」あるいは,「事前にwebで公開されてた物」だけ見ることが出来ました.というか全く知らないゲームを箱の横だけ見て判断するスキルは自分にはまだ備わっていません.

     

  • 開場
  • で,開場.

    心配した開幕ダッシュなどはなく,そろりそろりと近寄る人,人.ちょっとしたホラー.あっという間に人だかり,だけでなく通路まで人で埋め尽くされていました.

    で,僕は前々から欲しかったものを10分ぐらい我慢してから買いにいきました.買えたのでホント良かったです.あとはほとんど,自分のブースにいたんですが,隣りの中古売りのブースに目ぼしいものがゴロゴロ出てくる度に,グッと抑える(この時は残ったら後で,なんて思っていましたが考えが甘かった!).左隣りのブースはとにかく安く,特に欲しくなかったゲームまで値段のせいで欲しくなる始末(結局会場全体を見てもまっさきに完売したのでは?).右隣りのブースも負けず安い,さらに数が豊富で,粒も大きい.トテモキニナルゲームが前に並べられては売れ並べられては売れを繰り返し・・・見ていて楽しかったですw

    後になって,あの時我慢しなければ,と後悔はしたものの,あとから来た人に行き渡ったと思えば,なんとか納得.それでも大箱中古2本,同人2本買ったので十分だったのでしょう.買ったのは最初の1個を除き全て午後です.

    フリマ戦利品

     

  • 午後

だいぶ経ったなーと思って時計をみたら,まだ11時半とか.多分,隣りのブースにほとんど商品無かったのもそう思った要因なんでしょうけど,午後からは長い闘いが始まりました.

戦い,というかボチボチ同人ゲームにも興味を持って見ていってくれる人が出始めたのがこの頃です.本音を言えば「中古を買いに来たのに無くなってたからしょうがなく」なんでしょうけど,説明を聞いていただいたり,面白そうと言っていただいたり,買っていただいたり,本当にありがとうございました.

私見ですが,カードの質を気にされる人が結構多かったように思いました.この日も同人とはいえ,上にあるように印刷所で印刷された作品が多いなか,ほぼ手生産揃いな我がブースはなかなかな珍しかったのではないでしょうか.ファンの多いショーナンさんはともかくとして.

 

  • 閉会&打ち上げ

そんなこんなでフリマは終わり,帰りにおしゃれなショッピングモール,ラゾーナ(?)で食事をでもしながら語らいました.とかいいながらゲームでしょ?ゲーム!

タラット

とはいえ,ラゾーナの食事処はどこもメチャ混みで,屋外のパラソル席で,適当に摘まみながら・・・とはいかず売店が全くなかったためお腹を空かせながらゲームしました.ゲーマーが集まったらゲームでしょ?

笹塚ゲームクラブの絶版(?)名作カードゲーム「王様とドリアン」と,タラット(Talat/HUCH).前者はカードの出し方&取り方からして名作感ムンムンでした.これいつ展開があるのか,とドキドキしてたらそのまま終わったんですけど,たぶんそういうゲーム.でも良いよコレ!全員が勝ち方わかってからが勝負じゃないかな?俺全然間違ってたっぽくて勝ちに絡みもしなかったからな!で,後者.パラソルテーブルってボドゲやりにくいな~なんて言ってたら,ドンピシャやりやすいゲームキタ!www まさかの3人アブストでして,多分,人間バランシングされるタイプのやつなんだけど,当然1人を潰しますわな.勝ってる方はそれでいいけど,やられている方はどうかな・・・?と心配してたんだけど,「でもコレ面白ぇーよ」とのことで.それなら良かったw で1点差で,勝ちました!コマ配置からがゲームなんですが,初回プレイで上手くやったな,と自分で関心しました.多分たまたまなんだけど.これ1000円なら買うよな!さすがイリクンデの探索隊!いつもながら恐れ入ります.

     

    • 今後のフリマについて

いくつか思うところを書きます.

・値付けを高く

ちょっと安すぎると感じたところが多かったです.事実ほぼ売り切れてた(ショップとかの新品ほぼ定価はともかく).

興味ないゲームも値段で欲しくなるレベルのが多くあったので,もう少し高くても良かったんじゃないかと思います.その後で,午後から値下げすれば,開幕の混雑も緩和できそうですし・・・.この辺りは主催側でどうにかというより,出展側(供給側)が対策してくしかないと思います.安いの分かってたら早く来て買うだろ?わかんだろ?

 

・会場を大きく

今回は初開催だったのでしょうがないですが,来場者1000人レベルのイベント会場ではありませんよね.見込みは難しいですが,会場のスケールアップは次回してもいいんじゃないかと.

 

・同人も歓迎

色々なところでフリマで同人はどうなの?みたいな話を目にしましたが,同人はもっと歓迎されるべきだと思います.理由は述べませんが.

ただ,「フリマでは同人苦戦」みたいなイメージはなくならないで欲しい.今回のように出展料がリーズナブルなままであると尚良い.

 

皆様,お疲れ様で御座いました.

第5回「イリクンデパーティ」レポート

今回いくつかの失敗.

まず,夢中になりすぎて写真をほとんど撮っていなかったこととか.

他には,第1回?と同じ会場だったんですが,あのときと変わらず空調の効きが悪く,皆様には大変暑苦しい思いをさせてしまいました.

あと,かなり直前で日程調整があったりとかですね.

ご迷惑おかけしました.

 

  • ピュンクト(PUNCT/ギプフシリーズ)

ピュンクト

のっけからなんつーゲームをやっているんだ!という.でも2人余ってたんだからしょうがない.いや,全然しょうがなくなかった!これを結局1時間以上プレイしている間,別の卓では随分いろんなゲームが回っていた気がします.なんとももったいない.

さらにゲーム結果が悪く,引き分け.なんていうか根負けして最後のピースをエイヤと置いたところ決着つかず(でしょうね)で終了しましたね.説明書には「引き分けになるようなら,次は上級ルールだ!(意訳)」と書いてあるんで,僕らは正常に上達を遂げているようです.嬉しいやら.

しかしこのゲームなんだかんだで結構好きなんだよな~.

 

慈悲なき大地の大君主

東京ボドゲフリマに電撃発表されたゲームのお披露目がありました.楽しそう.

一言で言えば,簡単にしたディプロマシーとのこと.

#後に3ラウンドくらいだけプレイさせてもらった.確かにメチャ軽い.「春」はなくてもいいのかな?と思った.

 

  • Famiglia(ファミリア/2F)

ファミリア

実は,ってほどでもないんだけど私が一番さいしょに買ったゲームだったりする.最近になって繰り返しやる機会があって,そうしたらむしろ以前よりもハマり,よくプレイするようになりました.

今回は序盤に緑と黄色を抑えていたので,かなり悠長にプレイしていたら,地道に赤を総取りされていてボロ負け.なんてこった!

やればやるほどに良いゲームです.

つーかまた2人プレイやってる!

 

  • GIANTS(ジャイアンツ/Matagot)

ジャイアンツ

ジャイアンツ

私だけ先日1プレイをしていたので,インストも完璧・・・とはいかず中々もたついてしまいました.申し訳ない...

(中略)

プレイ内容は色んな複雑な事情が絡んでうまく文章にすることができなかった.

そんなわけで次回以降(あるいは後続の人)のためにメモを残して置こうと思う.

・「誰かが一定枚数のモアイを建てたらゲームが終わる」(重要)

・「割とすぐ終わるから序盤(?)からしっかりみっちり考えろ!」

・「(神の)公開訳が大変よろしい」(重要)

 

    かねてより横目にはプレイされてた,超新星テレキネシスゲームズのバトルコンソール,その2人対2人チーム戦です.私は初のプレイ.
    パラメータがたくさんあったりするゲームを大変苦手とする私には,説明中から難しそうな印象をもったが,実際はかなり単純明快なゲームでした.
    フレーバーなのかそうでないのかわかりにくいゴチャッとしたカードレイアウトがとっつきにくいのだが,一度わかればなんということはなく.むしろ臨場感満載のマニアックゲームの味付けとなっているのでした.
    対戦は,正直「運」で勝ってしまったのだが,やった感はある.しかし物足りない気もする.
    そんな折,開発者のタカダ博士からなにいやら説明が始まったのだったが・・・.

    博士の説明

    これが,オモシロイ・・・!

    内容は開発中の新作の構想だったのだが,ロボットマニアなら胸躍らせワクワクがとまらないゲームになることでしょう.いやもうすでになっているんですが.

    残念ながらロボットマニアでない私にはそこまでではないのだが(ぉぃ),この方向性とコダワリにはなにかこう期待せずにはいられない.作り切るのは苦難があると思いますが,乗り越えてオモシロイものをリリースしていただきたいです.

     

    • ウサギのソムリエ(イリクンデ)

    ウサギのソムリエ

    実は今回のイリパは,2週後に迫る東京ボードゲームフリーマーケットで合同スペースにて出展する新作のお披露目会という目的が半分以上を占めていたわけです.この日「ウサギのソムリエ(テレキネシスゲームズ)」「ウサギのソムリエ(イリクンデ)」の初お披露目となりました.

    ウサギのチーズ

    内緒ですが私はウサギのチーズがとても気に入りました.あれは是非デザインを向上させてそれなりのコンポーネントで発表させていただきたいものです.スゲー良いよ!埋もれさせるにはもったいない!!

    してウサギのソムリエですが,時間に追われ若干駆け足でやってもらいましたが,もう少し落ち着いてやることでソムリエ感が上がっていいんじゃないかなと思います.紳士ゲーですよマジで.

     

    • クローンヤクザ(テレキネシスゲームズ)

    クローンヤクザ

    この日もっともざわついたゲーム.とても単純な多人数ゲーム.参考までにプレイ人数はおよそ4人ぐらいから無制限(ただしコンポーネントが必要).

    罪を憎んで人を憎まずとありますが,人の行動に疑問を持つタイプのゲーム,ではなく,人そのものに疑問を持つタイプのゲーム.これは理論的にはすごく簡単なんです.ホント.あえて言うなれば理論では語れないそのメンバーのオモシロ度合いを測る一種のバロメータなんじゃないでしょうか?深読みですかね.うん深読みかな.すっぞコラ!

     

    事実上,今回のスペシャルゲストであったタカダ博士でしたが,非常に「オモシロさに貪欲な紳士」であり,作品にも考え方にも見習うところが多くありました.

    前回のゲームマーケットで超新星として現れたテレキネシスゲームは前述したことを含めてオモシロイものができるポテンシャルを秘めています.身が締まりました.いい刺激になりました.

     

    とても充実したイリパでした.ありがとうございました.

    ----

    そしてレポートも2件も書いていただいています.ありがとうございます!

    (レポートが増えてきたら,リンクだけで記事になるかな!???)

    2013年7月9日火曜日

    第5回「イリクンデパーティ」のお知らせ

    第5回イリクンデパーティ開催です。
    参加者を募集します。

    《要項》==========================

    日時
    :2013年7月15日(月・祝)13:00-21:30(途中退場OK)

    集合場所
    :京王線調布駅 中央口改札前(12:30集合 13:00移動開始)
    ※集合後、会場へ移動します。

    遊ぶゲーム
    :持参歓迎です。こちらでも持てるぶんだけ持って行きます。

    :【持込リスト】GIANTS.他.
    :持ち込み・試作ゲームも歓迎します!



    参加表明
    :なくても結構です。メール(http://www.yukinohana.net/~yea の Contact にあるメールアドレス)かメンバーのtwitterなど、どこかしらで一言いただけると助かります。

    ★注意事項★
    一般には解放されていない施設を利用するため、ふらっと来て参加ということができません!
    「途中参加したい!」という人は、駅に迎えに行きますので、到着時間を予め伝えて頂くか、携帯などの連絡先を教えておいて下さい。

    ==================================

    それでは皆さん、よろしくどうぞー


    これまでのイリパ

    2013年6月22日土曜日

    第4回「イリクンデパーティ」レポート

    さてさて,開催から時間が経ってしまいましたが,やはり記録しておきましょう.今回は結局,12人の方々が参加されました.

    ウサギのカレーウサギのカレー
    そんなこんな,荷物搬入係りの私が着いたころにプレイされてたのが,噂のコレ.さっそく試作ゲームのお披露目&テストでした.飛ばすね!
    業界きっての辛党であるところのショーナンさん,渾身のカレーゲー!バッティング×バッティング!なルールの大胆さもさることながら,インドナイズされたアートワークはとても素敵な仕上がりです.
    ゲームとしてやってることは組み合わせて出すだけなんだけど絵柄がくっつくっていうのでかなり楽しげになっています.その辺のネタを原動力として超短期間でここまで仕上げちゃう奇跡のショーナンメソッド恐るべし!
    今度やる「東京ボードゲームフリーマーケット」に出展されるようです.
    後日談ですが,合同ブース「ショーナンさんと愉快な仲間たち」にて,「ウサギのソムリエ」(イリクンデ)を出展します!という運びになっています.よろしくね!

    • ANGKOR/アンコールワット(Schmidt)
    アンコールワット
    インスト,プレイに時間のかからないゲームがあまりにもなかったので,消去法的にプレイしました.結果的には立体的な個人ボード,直接攻撃系のタイル配置ゲームで掴みはなかなか,良いチョイスだったんではないかと思いました.
    このゲーム,直接的に邪魔ができるので,現状を見てうまくプレイされることでバランシングされるタイプのものですが,どっちかというと,目立った動きをする誰かが現れたとき,共同で引きずり下ろすための,「トス」と「アタック」が楽しみどころかなと思います.とはいえ攻撃用のタイルがないといくら良いトスがきてもアタックができないし,手持ちのタイルは個人の衝立の裏に隠されているので,良い感じに思惑が交差します.
    各所で言われてるように,まじめに競って遊ぶゲームとしては2人プレイがベターでしょう.多人数でも,落ち着いたテーマと外観のクセに実は結構やんちゃしちゃってるパーティゲームとして中々良いのではないかと思います.コンポーネント良いしね!人を叩いて凹ませるのが楽しいあまり,勝利に対して疎かになりがちになるので,全員がちゃんと優勝を狙えば多人数でも結構いけると思います.
    終了条件が問題?そんなのは適当に変えて遊べばいいじゃないですか!終了タイルが2枚出たらその度に1枚除外して1枚裏向きで戻すようにするとか.
    DSC00791最後は4人プレイ!よいよい

    シークレットガーデン
    ラブレター人狼ことカナイさんの新作.
    私は人狼系のゲームは初めてだったので,机バタバタさせたりを「知ってる知ってる~」という感じでプレイしてました.
    で,この人狼,何をすればいいかわからない!キャラクターに加えて毎ラウンド違う能力を受け取ってそれを半自動的に処理しながら進めるんですが,頭上に「?」マークを浮かべながらやりました.いつものカナイさんだなーとか思いながら.人狼というより人狼派生のゲーム寄りですね(比較対象ないんですが).
    で,分からないなりに3,4プレイするとどんどんわかってくる.ブラフもどんどん使えるようになってくるし,NPCにも気が回るようになってきたり.これは面白いぞ.普通の人狼って多分,システムに対するプレイヤーごとの熟練度の差があんまなくて,あとはどう口先で立ち振る舞うかがメインになってます(この影響で例えばこのキャラならこう振る舞うべきみたいな定石がかなり前面に出てくる).一方で,シークレットガーデンは能力カードがどう回っていくかを考える必要があって,熟練度にばらつきが出ます(感じている状態数が増えるんですね).つまり,それぞれの立ち振る舞いが自分のキャラクターだけでなく,能力カードに対する考え方にも依存して変化するのだと思います.その辺が面白いなと思った部分です.
    7人(8人?)まで出来るというので,数回やった後,何人かを取り込んで大人数でやりましたが,案の定初プレイヤーの頭上には「???」が浮かんで見えました.慣れが必要ですね.

    • ラクラク大統領になる方法
    ラクラク大統領になる方法
    隣りの卓で回っていました.実は未プレイなんでその内やりたいとは思っています.いつか.

    • エヴォリューション:種の起源
    エヴォリューション
    素敵トカゲゲーであるところのエヴォリューションも回ってました.ゲームの結果はどうだったんでしょうか.気になります.

    • キャラバン(仮)
    テスト
    いくつかの勢力に分かれてアイテム集めをするゲーム.勢力によってアイテムの得点が異なる.誰が同じ勢力かわからない中,味方を見分けられればアシストし,敵を見分けられたなら妨害してやる.正体隠匿!

    • 蜃気楼の12時間(ショーナンロケッティアズ)
    蜃気楼の12時間
    館に集まった4人の紳士が織りなす12時間のサスペンス.ショーナンさん2個目のテストプレイ.すごいやる気っぷりだ.
    自分がどの紳士であるか他の人には秘密にして,それぞれの勝利条件へ向けて行動します.行動と言っても,手番に(1)時刻イベントの実行,(2)スキルの使用,(3)アイテムの使用,(4)パス的なアクションの中から選ぶだけだ.
    本日3本目の正体隠匿ゲーだ.流行か!
    と思いきやこのゲームは割とすぐに正体がバレる.明らかにバレる(スキルの中に正体を見れるやつがあるぐらい).で,そうしたらどうやってどの順番で相手を蹴落とすかのゲームになる.実はそっちがメインのゲームです.隠す正体などあってないようなもので,しかしゲームが破たんしてるかというとそうじゃない.結局,正体が明らかになるんだが,その時間が人によってちょっと(2,3時間程度)だけズレるとことがミソで,このちょっとの時間のロスが意外にシビアにゲームに利いてくる.ゲームの前半は正体探し,後半は目的達成のために全員が裏切り出す(人により協力する)と流れがあるため,ゲーム全体を通して一定の緊張感がある,それが良い.それもあって何回かやった.結構な回数,時間やった.隣りでやってたエヴォリューションが終わってた.

    • ThROA/タロア(新ピース版)
    タロア
    タロア
    新しいピースはユニットの強弱関係が図案に表されているらしい.これはナイスなバージョンアップ.

    • ミートキャッチ!
    ミートキャッチ
    国産同人作品にして傑作バッティングゲーム.イリパ定番ゲームになるのでは?定番と言えばTiki Toppleも今回も遊ばれてたと思う.
    そういえばパーフェクトバッティングも発生!ビビる.そういうドラマもある.

    • BLUFF/ブラフ
    ブラフ
    良い時間に差し掛かり,簡単なヤツをってことで,皆大好きブラフをプレイ.
    俺,このゲーム,ダメダ,ニガテ.

    • 小学校中学年大戦争(どうながねこぞく売り場)
    小学校中学年大戦争
    となりで回ってたゲームその2.

    • さいしょはストーン!
    さいしょはストーン!
    となりで回ってたゲームその3.
    この他にいくつか回ってたように思うけど記憶の彼方.

    参加された皆様,ありがとうございました.また遊びましょう.

    以下はお馴染み,ショーナンさんによるレポート記事.今回は同卓だったことが多かったんで,こっちのブログは後出しのくせに下位互換になってます(-_-;

    2013年5月19日日曜日

    第4回「イリクンデパーティ」のお知らせ

    第4回イリクンデパーティ開催です。
    参加者を募集します。

    《要項》==========================

    日時
    :2013年5月25日(土)13:00-21:30(途中退場OK)

    集合場所
    :京王線調布駅 北口フレッシュネスバーガー調布パルコ店前(12:30集合 13:00移動開始)
    ※集合後、会場へ移動します。

    遊ぶゲーム
    :持参歓迎です。こちらでも持てるぶんだけ持って行きます。
    :【持込リスト】テラミスティカ,ジェノバの商人,ストーンエイジ(+拡張),(原始スープ),(エルグランデ),ザヴァンドールの鉱山,ギガンテン天空の巨人,フォルム・ロマヌム,斬-サムライソード-,スマッシュアップ!,(アグリコラ:牧場の動物たち),(蟻の国),ドルイデンワルツ,ケツ爆弾,他(カッコはスペースに余裕があれば)
    :恒例!持ち込み試作ゲームタイムもあるかも!



    参加表明
    :なくても結構です。メール(http://www.yukinohana.net/~yea の Contact にあるメールアドレス)かメンバーのtwitterなど、どこかしらで一言いただけると助かります。

    ★注意事項★
    一般には解放されていない施設を利用するため、ふらっと来て参加ということができません!
    「途中参加したい!」という人は、駅に迎えに行きますので、到着時間を予め伝えて頂くか、携帯などの連絡先を教えておいて下さい。

    ==================================

    それでは皆さん、よろしくどうぞー


    これまでのイリパ

    2013年4月22日月曜日

    『さいしょはストーン!』というゲームの紹介

    ss_title

     

    基本情報

    タイトル:さいしょはストーン!

    プレイ人数:3~4人

    プレイ時間:30分~

    ジャンル:原始時代ワーカープレイスメント&アクティブジャンケン

    作:yio / イリクンデ(Yirli'kumde)

     

    内容物

    • リーダー原人コマ 4色 各1個
    • ノーマル原人コマ 4色 各2個
    • モブ原人コマ 20個
    • 獲物カード 7種 各5枚
    • 追加石カード 10枚
    • 狩場ボード 3種 3枚
    • 高台ボード 3枚
    • スタートプレイヤーマーカー

     

    紹介

    プレイヤーは原始時代で原人たちを操り,草原で狩りをします.

    たくさんの獲物がいてどれを獲ろうか迷うところですが,獲物は1つずつをジャンケンで取り合います.

    ただのジャンケンではありません.一発勝負で他の人と同じ手は負け扱いになります.全員あいこは全員負け.負けたら自分の原人を1人帰さなければいけません.

    でもそれってゲーマーズジャンケンっていうんじゃ・・・?いえいえ,ただのゲーマーズジャンケンではありませんよ!「さいしょはストーン!」の掛け声で「グー」を出さなければジャンケンに参加できないのです.掛け声がかかる直前までどの獲物を取り合うのかわからないのです.どれを獲ろうか迷ってる場合ではありません!

    獲物にはそのまま得点となるものや,仲間の原人(モブ原人)を増やしてくれるものがいます.今回はアレとコレを取って仲間を増やそうか・・・いやいや全力で得点を狙おうか・・・あ,でもアイツと狙いが被りそうだな・・・と入念に計画しつつも,欲しい獲物の取り合いに出遅れてしまったり,つい掛け声につられて欲しくもない獲物に跳びついてしまったり・・・ほんのすこし瞬発力を要する獲物の取り合い.この2つのスピード差から生まれる躍動感をぜひご体感下さい!

     

    遊び方説明書

    さいしょはストーン!遊び方説明書(PDF, 約1.14MB)

    ※説明書の内容は予告なしに変更することがあります.

    *4/30 ver.1.1:獲物の配置と原人の配置の記述を修正

    [セットアップ例]

    ss_setup

    [ヘビにご注意!]

    02_hebi

    [うさぎ美味しい!]

    05_usagi

    デザイナーズノート

    準備中

    頒布について

    頒布価格は1900±100円を予定しています.

    箱はA6サイズです.

    package

     

    お問い合わせ

    ルールに対するご質問などは,イリクンデのメール(yirlikumdeアッとgmail.com)かyioのTwitter(@sounio120)までお気軽にお申し付け下さい.

    2013年4月18日木曜日

    『この世は金と運』というゲームの紹介

    基本情報

    タイトル:この世は金と運

    プレイ人数:3~5人

    プレイ時間:5分~

    ジャンル:この世を考える運ゲー

    作:yio / 協力:イリクンデ(Yirli'kumde)

    image

    内容物

    カード(お金) 53枚

    コイン 10枚

    スタートマーカー

    紹介

    複雑に絡まるプレイヤーの意思をかいくぐり,白いお金か黒いお金をたくさん集めることが目的です.どちらを集めたらいいかは,2つある終了条件の内のどちらで終わるかによって全く逆になります.例えば,全員が白を集めようとして終わると白を多く集めた人が勝ち,全員が黒を集めようとして終わると黒を多く集めた人が勝ちになります.

    ゲームの進行は非常に簡単です.

    ゲーム簡単な説明

    コインを2枚持ち,白か黒の面にして一斉に公開します.(ゲームはこれを繰り返します.)

    image10ゲームサマリー

    • 2枚とも白の面で出した人(□□)は白いお金を獲得します.

    さらに,白いお金を獲得した人の中で1人だけ追加でお金を獲得できます.誰がもらうかは話し合いで決めます.

    • 1枚でも黒の面で出した人(■□/■■)は全員でギシキを行います.ギシキで選ばれた1人だけが白いお金黒いお金にたくさん換金(あるいは黒いお金を獲得)できます.それ以外の人は少しの黒いお金をもらえるだけです.

    さらに,選ばれた人がコインを2枚とも黒い面で出していたなら,2枚とも黒い面で出したけど選ばれなかった人達から少しずつお金をもらいます.

    ギシキによって選ばれる人は黒の面で出されたコインの総数によって決まります.

     

    白のコインの選択(□□)は真っ当なビジネスのようなものです.安定して稼ぐことができますし,同じ選択をした人はビジネスパートナーとも言えます.上手く交渉して共に稼ぎましょう.

    黒のコインの選択(■□/■■)はギャンブルのようなものです.大体ダメですが,運が良ければ爆発的にお金を稼ぐことができますし,稼ぎは加者が多いほど大きくなります.さらに効率良く稼ぐには・・・この辺は考えてみて下さい.

    遊び方説明書

    この世は金と運 遊び方説明書(PDF, 約720KB)

    ※説明書の内容は予告なしに変更することがあります.

    デザイナーズノート

    考えるゲーム考えるゲームがテストプレイで全て“運ゲー”と認定される病気にかかっていた時期がありました(今もかもしれませんが).

    こんなに運ゲーができるならむしろ「究極の運ゲー」をつくってやんよ!と開き直って,それにあたって運ゲーとは結局なんぞや?を考える「究極の運ゲープロジェクト」を発足しました.これが発端.

    いくつかのスタイルの運ゲーを開発していきました.全てのゲームのコンセプトは“運が良ければ勝つ”です.何を当たり前なことを?と思う方もいるかもしれませんが,結構な真理です.(この辺はいつかまとめて書けたらいいなと思っていますが.)

    その中の1つを少しだけアレンジしてゲームとして落ち着けたのが今回の「この世は金と運」です.このゲームにはダイスやルーレット,山札といった物質的なランダマイザは一切ありません.ただし,プレイヤー達の思惑がゲーム全般に大きく絡むため,全員が熟考するとほぼ完全なランダムができあがります.

    このゲームは,初めは上手くやれる人が出るかもしれません.みんながだんだんとわかってくると刺し合いが始まるでしょう.そして全員が熟考できるようになったら声を揃えて「クソゲー!」と叫ぶかもしれません.でも数々のクソゲーは議論を生みました.このゲームでも全員が熟考できるようになる過程,もしくはその後で様々な意見を投げ合っていただけたらな,と思っています.幸い何回か別々のグループで行ったテストではそのような感じになっています.

    ここまでが,ゲーム本編ですが,せっかくお手に取っていただくゲームなので,クソゲー!という状態になってからでももう一段階楽しめるように,2つの大きなヴァリアントルール(「この世は不平等」「この世は金・運・信頼」)を付属します.この内容は秘密です.説明書への記載とは別の方法で提供します.

     

    頒布について

    頒価は500円です.

    第2回500円ゲームズにも参加します.

     

    お問い合わせ

    ルールに対するご質問などは,イリクンデのメール(yirlikumdeアッとgmail.com)かyioのTwitter(@sounio120)までお気軽にお申し付け下さい.

    記事を投稿
    /* Google Analytics Code ----------------------------------------------- */