2012年11月17日土曜日

あーすぱわーカードゲーム体験卓

イリクンデのカードゲーム担当(?)、Lightです。
私名義としてはイッシンイッタイ以来の、久々の新作の発表であります!

その名もあーすぱわーカードゲームです!
まぁまだ販売はしないんですが、体験卓でプレイできる予定です。


どんなゲームかと言うと…
2人用のカードゲームです。手短に終わるイッシンイッタイと違って結構手ごたえがあります。

5×5のマップにカードを配置して戦います。
マスター(一番重要なカード)を敵陣に到達させれば勝ちです。
また、他のカードでも敵陣を3箇所埋めれば勝利。
逆にマスターがやられたら即敗北。慎重かつ大胆な動きが求められます。

敵対するカード同士が同じ位置に重なったら戦闘開始。
勝った方がその場に残り、負けた方は捨てられます。
始めに手札からカードを1枚追加して2枚対2枚で戦います。(戦略的に追加しないのもアリ)
追加したカードはアシストと呼びます。
配置されたカードは負けるまで配置され続けるのですが、
アシストは戦闘後に捨てられてしまいます。

よって、何を配置して何を残すかが重要になります。
強力なカードをたくさん配置するとそれだけ手札が貧弱になります。
かといって弱いカードばかりを並べても戦闘で勝ちにくくなります。
また、強力なカードは配置するのに少し時間がかかり、小回りが利きにくいです。
だからって全てアシストにしてしまっては戦力低下が早まります。
何事もバランスですな……。

まぁ、捨て札は山札切れで返ってきます。
よって躊躇せずにガンガン使っていきましょう。


写真のタペストリーが目印です。
是非遊んでいってくださいね。よろしく!

2012年11月14日水曜日

イリクンデのゲームマーケット2012秋

ゲームマーケット2012秋の出展は,
4階一般ブース「611 イリクンデ」です.
すしドラ!の「610 こげこげ堂本舗」さん,皇帝なき帝国の「612 ガーデンゲームズ」さんのとなりです.

お品書き

など.この他にも持ち込み,新作が?!随時更新します.

体験スペース

など.あのゲームもできちゃうかも?!
お品書きにあるものはもちろん体験プレイ可能です!よろしくお願いします!

ちなみに私が注目しているのは「25 グランディング」さんの『すきもの』です.

2012年11月13日火曜日

ヤドカシ

基本情報

タイトル:ヤドカシ We sell seashells in the seashore
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:30分~
ジャンル:ヤドカシシミュレーション
作:yio / イリクンデ(Yirli'kumde)

外観

ヤドカシ外観

内容物

ヤドカシ内容物

紹介

ヤドカシ(プレイヤー)はヤドカリのヤド(貝)の管理人です.管理のお礼としてヤドカリから星(この世界の通貨のようなものです)をもらいます.これを集めるのがこのゲームの目的です.いち早く一定数の星を集めたプレイヤーがゲームの勝者となります.

遊び方説明書

システム周辺について色々書くよりもまずはルールを公開してみようと思います.
※レイアウト等内容は予告なく変更されることがあります.

デザイナーズノート

前回のヴンダーカンマーに続き,デザイナーズノートというものを書いてみようと思います.例によって長文なので適当に読み飛ばして下さい.

ヤドカリゲームの発案

ヤドカリのポテンシャルは計り知れません.みなさんご存じのことと思いますが,成長して貝のサイズが合わなくなる度に別の貝を探して交換します.この貝は当然それまでそのヤドカリのモノではありません.棲息エリアにヤドカリの密度が高く貝が足りなければ生きられません.アホですね,ゲームじゃないんだから!ゲーム?そうだよゲームにしよう!ヤドカリ相手にまじめに賃貸するヤツ!
こんな感じがこのゲームの始まりでした.

テーマとコンポーネント

ヤドカリが成長しながら辺りをうろつくことを表すために必要だった「成長するコンポーネント」として,ダイスがありました.しかし安直な6面ダイスでは味気がない(面数もちょっと少ない).20面と10面,12面ダイスが手元にありましたが,色々試した結果,12面ダイスを採用しました.特に座りの良さはピカイチです.

システム

システムですが,「成長する」「引越す」「報酬をもらう」を軸に据え,いつものようにランダム性,インタラクション性,戦略性の3点のバランスを取りながら詰めていきました.
コンポーネントからの制約としてせっかくヤドカリがダイスなのだからと,ダイスロールを活かすことを考慮しました.
「報酬をもらう」方法はできるだけ単純にするため,自分のヤドに住んでいればその分だけもらえるとしました.
「成長する」方法としてダイスロールを採用しました.ダイスロールは良くも悪くも運が絡んでしまいます.ここはある程度ダイスゲーとして割り切って,その代わりに,プレイヤーに能動的にダイスを振って一喜一憂して欲しいという想いから,振る人が有利になるようなシステムにしました.
「引越す」方法として,ヤドカリの意思を最大限尊重するためとゲーム的な不確実性を出すために2つの選択基準を設けました.それが「今いるヤドから近いヤドに入ること」と「一つ大きめのヤドにも入ること」です.
上記の部分で十分なランダム性を持つゲームになったので残りのシステム(アクション=プレイヤーができること)は戦略性とインタラクション性を重視したものを設けました.(はじめはスタPから順にアクション取り合いのシステムだったのですが,インタラクションが強くなりすぎたので排除.などなど.)

ゲーム感

さて,ゲームの仕上がりはといいますと,イリクンデのいつものゲームでした.渋いです.(こんなこと自分でいうのはどうなんだろうか…)
まず一点として12面ダイスの確率の見積もりは,カタンをはじめとするいわゆる「6D2」への慣れからか案外見誤りガチになります.「12」はファンブルなんかじゃなく12分の1です.3倍高いです.これが割とドラマチックな展開が起きやすいように錯覚させてくれます.
ゲーム中に考えることは,13~16個あるヤドをどのように持ってきて(用意して),効率よくヤドカリを迎え入れ,ヤドカリから星をもらうかです.ダイスの確率を考えながらヤドの位置を調整したり,相手の思惑を読んだり.いざダイスを振る段階になってからでは相手の大量得点の阻止などは割とどうしようもなくなるため,相手の行動を含めた展開の先読みが必要になります.ただし,先読みといってもずっと先のことは,出目と相手の戦略の影響で潰れてしまいます.結果的に程よく先を読むことが必要なゲームになっています.私事でありますが,「少しだけ先読みが必要」というゲームが非常に好きです.へヴィゲーマーの方々には少し物足りなく感じさせてしまうかもしれませんが,そういう方にはぜひ「解」を打ち出していただきたいものです.
最後に,「お礼として星をもらう」は(根拠なく)こだわりたい部分だったのですが,たまたま素敵な星形のコンポーネントを入手できたため採用できました.この大きな星を集めるというのは非常に楽しい点です.(大きすぎて用意していた箱に入りきらないというアクシデントはありましたが…)

頒布について


頒価は1800円です.イベント特別価格です.

お問い合わせ

質問などの受付けとして,Twitterでは@sounio120へ,メールではyirlikumdeのGmailへお気軽にどうぞ.

2012年11月12日月曜日

Frog Step Jump

基本情報

タイトル:Frog Step Jump(フロッグステップジャンプ)
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:15分~
ジャンル:バッティング&ギャンブル
作:yio / イリクンデ(yirli'kumde)
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内容物

ゲームボード(シート)
プレイヤーマーカー
オタマ争奪カード
カエルコマ
サイコロ

紹介

1匹のカエルが数字の書かれたハスノハの上を進みます.プレイヤー達は同じく数字の書かれたオタマを奪い合います.自分のオタマと同じ数字のハスノハにカエルがとまれば点数を獲得します.カエルが池を一周するまでに最も多くの得点を集めたプレイヤーがゲームの勝者です.
カエルの動き(確率)は完璧に予想できますが,大事なのはそれに対して相手がどのオタマを獲得しにくるかを考えることです.
未来への投資(次に到達しない数字のオタマを獲得しようとすること)も重要ですが,目先の得点もそれ以上に重要です.ですが目先の得点には相手も跳びついてくることでしょう(カエルだけに).つまりバッティングです!つまりバッティングです!!

遊び方説明書

※レイアウト等内容は予告なく変更されることがあります.

デザイナーズノート

ポップなタイトルと見た目に騙されないでください.仁義なきオタマ争奪戦です.バッティング&ギャンブルです.勝つためにはしたたかな計算と,二枚舌が必要になるかもしれません.
ポイントとしては「親」になることが重要です.
バリアントルールをいくつか用意しました.元々がシンプルなルールなので,少しいじってやるだけでプレイ感がガラリと変わります.基本ルールが気に入らない場合など,とりあえずお試し下さい.

頒布について

頒価は500円です.
セールスポイント?は木製カエルコマです.
Frog Step Jumpコマ軍団
※手製なのであまり期待しないで下さい.

ゲームマーケット2012秋500円セレクション - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2135300758109640601




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